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【アメリカ】SCジョンソン、2018年に南米向け製品の成分情報を開示。欧米・アジアではすでに実施

 消費財世界大手米SCジョンソンは9月18日、南米市場向け製品の成分情報を2018年に開示することを決めたと発表した。同社の調査によると、97%のブラジルの消費者が製品成分情報開示を重要と捉え、93%の消費者が家庭用清掃剤メーカーは積極的に情報開示するべきと考えているという。

 SCジョンソンの情報開示の流れは米国から始まった。2009年に成分情報リストを開示するウェブサイト「WhatsInsideSCJojnson.com」を公開し、Glade、Pledge、OFF!、Raid、Windex、Mr Muscle、Scrubbing Bubbles、Ziploc等人気ブランドの製品成分を開示。2012年には香料成分の開示も開始した。さらに、合法だが同社基準に達しない香料成分2,400種類の使用中止も決めた。2015年には、香料成分のサプライヤーと協力し、製品別の香料成分情報も公開した。

 2016年には、成分情報開示を欧州およびアジアにも拡大。そして今回、南米でも実施することを発表した。今後は、2018年に製品別の皮膚アレルギー物質情報について368物質の個別開示を開始する。アレルギー物質の開示は、米国や欧州で法令義務はないが、自主的に開始する。

【参照ページ】97 Percent of Brazilian Consumers Demand Ingredient Transparency

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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