
ブラジル保険業界団体のブラジル保険連盟(CNseg)と保険監督当局のブラジル民間保険監督(SUSEP)は5月15日、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)ガイドラインに沿う気候リスク情報の開示を実施する内容を盛り込んだ「ブラジル保険業界による気候リスク透明化リオ宣言」を採択した。業界をあげてTCFDに基づく報告を進めるのはブラジルが世界初。同リオ宣言には、国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)と持続可能な保険原則(PSI)も陪席し、宣言に署名した。
ブラジルは南米最大の保険市場。同時に1992年のリオデジャネイロ国連環境開発会議(地球サミット)から2012年の国連持続可能な開発会議(リオ+20)の開催地でもある。
リオ宣言は、PSIとCNsegが開催、SUSEPが支援したイベント「Shaping the sustainable insurance agenda in Latin America」で行われた。同イベントには、世界15カ国・地域の保険監督当局、保険大手、国連諸機関、NGO、大学教授らが多く集まった。南米からはブラジル、コスタリカ、グアテマラ、メキシコ、パラグアイ、その他地域はオーストラリア、ベルギー、フランス、ドイツ、ガーンジー、日本、南アフリカ、スイス、オランダ、イギリス、アメリカが参加した。
世界15か国・地域から主要保険企業や監督機関、加えて投資企業や国際的なイニシアチブ、国連関連機関、その他関連企業や業界団体、市民団体、アカデミアから多くが集った。南米からはブラジル、コスタリカ、グアテマラ、メキシコ、パラグアイ、その他地域はオーストラリア、ベルギー、フランス、ドイツ、ガーンジー、日本、南アフリカ、スイス、オランダ、イギリス、アメリカが参加した。
イベントでは、リスク管理者、保険提供者、投資家としての性格を持つ保険業界が、レジリエント、持続可能、インクルーシブなコミュニティと経済の形成に貢献する道筋について活発な議論がなされた。損害保険にESGリスクをどう組み込むか、生命保険における重要な機会やリスク、規制や監督に関する課題、持続可能な投資戦略、業界のイノベーションやトレンド等についても話し合われた。
【参照ページ】BRAZIL BECOMES WORLD’S FIRST INSURANCE MARKET TO COMMIT TO CLIMATE RISK TRANSPARENCY
【宣言】Rio declaration on climate risk transparency by the Brazilian insurance industry
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