カリフォルニア州職員退職年金基金(CalPERS)理事会は7月16日、カリフォルニア州法案783「ダイベストメント提案レビュー」に対し、中立の立場を表明した。同州法案は、同州議会が同州公的年金基金に特定のダイベストメント(投資引揚げ)を要求する州法案を審議する際の手続きを明確にするためのもの。
同州法案783は、特定のダイベストメントやエンゲージメントを要求する州議会立法をする際に、CalPERSとカリフォルニア州教職員退職年金基金(CalSTRS)に与えるインパクトを、カリフォルニア大学に設置される機関「年金ダイベストメントレビュー・プログラム」が事前に分析すると規定している。同州議会が年金ダイベストメントレビュー・プログラムに分析を命じた後、同プログラムは60日以内に分析レポートを同州上院仮議長、同州下院議長等に提出しなければならないとしている。
今回の見解表明文書の中でCalPERSは…
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