金融世界大手スイスのクレディ・スイスは8月7日、ヘッジファンドの最新動向をまとめたレポートを発表。ヘッジファンドの中でもESG投資が浸透してきていることがわかった。
同レポートは、ヘッジファンドに投資している世界の機関投資家275団体がアンケート調査に答えたもので、ヘッジファンド投資合計額は1.04兆米ドル(約116兆円)。そのうち、25%の機関投資家がヘッジファンドにおいてESG戦略を採用していると答えた。
ヘッジファンドでの戦略性向は、多い順に「裁量的マクロ」「ヘルスケア株式」「株式マーケット・ニュートラル(ファンダメンタル)」「株式マーケット・ニュートラル(クオンツ)」「新興国株式」「ボラティリティ・アービットラージ」「株式ロング・ショート(ファンダメンタル)」「クレジット・レラティブ・バリュー」「ESG」「債券アービトラージ」。ESGが初めてトップ10入りした。
とりわけESG戦略需要が高いのが、ヨーロッパ、中東及びアフリカ(EMEA)地域。戦略性向では4位に位置づけている。アジア太平洋(APAC)地域でも5位だった。
【参照ページ】Credit Suisse Releases Mid-Year Survey of Hedge Fund Investor Sentiment
【レポート】Back In The Saddle
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