【国際】人権NGO、世界で人権活動家の殺人事件が増加と警鐘。企業に人権尊重求める 2018/09/06 最新ニュース

 国際人権NGOビジネス・人権資料センター(BHRRC)と国際人権サービス(ISHR)は8月30日、数多くの人権活動家が被害に会っている現状をまとめたレポートを発表。2015年以降、企業活動に関連する人権活動家1,200人が攻撃を受け、400人以上が死亡したと報告した。2018年には65ヶ国で労働者の脅迫・暴行被害が発生し、9ヶ国では労働組合関係者の殺害事件も発生している。さらに、ジャーナリスト262人が投獄され、29人が殺された。幅広企業関係者に対し、表現・集会の自由への尊重を呼びかけた。

 同レポートは、人権活動家の被害が増えている背景について、国特有の政治環境が収斂していることや、グローバリゼーションによる不安、不平等、移住が複雑に関係しているとし、政治的または地政学的な分裂が政府、市民社会、企業の間の緊張関係を増幅させていると述べた。

 そのため企業に対し、国連ビジネスと人権に関する指導原則を最低限の規範として遵守するとともに、表現・集会の自由の確保、事業及びレピュテーションリスクのマネジメント、それらによる事業競争力の構築、信頼関係の欠如を克服し事業の社会的ライセンスの確保等のアクションを求めた。

 活動家の人権侵害については、先住民族の権利に関する国連特別報告者のVictoria Tauli-Corpuzも、2017年には312人の先住民族権利擁護活動家のが殺され、そのうち67%は私有地を守る企業等の闘争によるものだと報告。殺人事件の80%は、ブラジル、コロンビア、メキシコ、フィリピンで発生していると述べた。先住民族の権利保護を呼びかけた。
 
【参照ページ】SHARED SPACE UNDER PRESSURE: BUSINESS SUPPORT FOR CIVIC FREEDOMS AND HUMAN RIGHTS DEFENDERS
【参照ページ】They should have known better.

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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