サーキュラーエコノミー推進の英エレン・マッカーサー財団は1月23日、米SCジョンソンが同財団の「グローバルパートナー」企業に加わったと発表した。同財団は、サーキュラーエコノミー推進で世界的に有力な財団で、海洋プラスチック対策にも早くから取り組んでいる。今回の新規参加により、グローバルパートナーは、グーグル、ユニリーバ、NIKE、ダノン、フィリップス、ルノー、H&M、ソルベイ、インテーザ・サンパオロ、SCジョンソンの10社となった。グローバルパートナーは、業界のモデル的存在を目指す。
また同財団は別途、サーキュラーエコノミー分野の企業間または業界間連携を目指すイニシアチブ「Circular Economy 100(CE100)」を運営しており、現在、グローバル企業52社、スタートアップ企業26社、国・地方政府12団体等が加盟している。加盟しているグローバル企業には、アップル、マイクロソフト、コカ・コーラ・カンパニー、P&G、ユニリーバ、ウォルマート、ターゲット、マークス&スペンサー、BASF、ダウ、デュポン、DSM、ミシュラン、イケア、テトラパック、ABインベブ(アンハイザー・ブッシュ・インベブ)、ハイネケン・メキシコ、C&A、シスコシステムズ、HP、シュナイダーエレクトリック、ING、PGGM、スエズ・エンバイロメント、ヴェオリア・エンバイロメント、英王室領管理クラウン・エステート等が加盟。日本企業ではブリヂストンが加盟している。1月18日には、ヒューレット・パッカード・エンタープライズとエネルが加盟した。加盟企業には、ビジネスモデルや製品設計においてサーキュラーエコノミー推進のための具体的な目標設定が求められる。
【参照ページ】SC Johnson becomes an Ellen MacArthur Foundation Global Partner
【機関サイト】Ellen MacArthur Foundation
【イニシアチブ】CE100
【参照ページ】Two new members join the Foundation’s Circular Economy 100 Network
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