アパレル世界大手C&Aの財団「C&A財団」とサステナビリティ推進NGOのEcopreneurは3月28日、アパレル業界のサーキュラーエコノミー化を推進するための提言をまとめたレポートを発表した。アパレル業界からの廃棄物は、資源浪費や汚染を招いており、サーキュラーエコノミー推進のために政府が採るべきアクションを5つに整理した。
提言は、「サーキュラーエコノミーを実現するR&Dへの助成金提供や税控除、技術開発」「政府購買、製造責任、付加価値税(VAT)での特例措置等の経済的インセンティブの付与」「原材料の透明性やトレーサビリティを高める法規制導入」「アパレル廃棄物を生産国に送ることによる再利用を促す貿易政策」「業界自主規制の促進」の5つ。
法規制強化では、高懸念物質(SVHCs)の禁止、生分解性でない生地の埋立禁止、再利用可能な生地の償却を禁止もしくは課税、違法行為の監督強化等を掲げた。
【参照ページ】Press Release: Bold policies needed to mainstream sustainable fashion
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら