
英ビジネス・エネルギー・産業戦略省は6月9日、電力会社に対する新たな再生可能エネルギー買取制度「Smart Export Guarantee(SEG)」を発表した。英国では、固体価格買取制度(FIT)が2019年3月で終了。再生可能エネルギー発電事業者に対するその後の制度設計が未整備だった。SEGについては、2019年12月31日までに法制化し、2020年1月から導入する。
今回の制度は、需要家15万アカウント以上の大手電力会社に対し、太陽光発電、陸上風力発電、水力発電の再生可能エネルギーの買取価格設定を義務付けるもの。価格は0ポンド以上であれば自由。買取期間も電力会社が自由に設定できる。
また今回の制度では、設備容量が5MW以下の再生可能エネルギー発電事業者に対しては、上記の買取価格で電力会社に売電することが保証される。再生可能ネルギーをバッテリーを用いて蓄電して必要時に放電する事業者も対象となる。これにより、家庭や店舗の屋根等に設置している小規模の再生可能エネルギー事業者が事業の見通しを立てられるようにした。
制度設計過程では、当初は需要家25万アカウント以上の電力会社に対してのみ同制度を義務化する予定だったが、15万アカウントに引き下げられた。15万アカウント以上の電力会社は、英国の電力小売市場全体の90%以上に達する。
【参照ページ】New laws to guarantee payment for solar homes providing excess electricity
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