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【アメリカ】コカ・コーラとペプシコ、米プラ業界団体から脱退意向。プラ削減反対のロビー活動に嫌気

 飲料世界大手米コカ・コーラ・カンパニーと米ペプシコは、プラスチック容器を使う大手企業の業界団体「Plastics Industry Association」からの今年中の脱退を検討していることがわかった。米メディアCNBCが7月23日、報じた。国際環境NGOのグリーンピースが、両社に脱退を求めたことが背景にあるという。

 CNBCによると、同業界団体は昨今、米国の各州政府に対し、「プラスチック関連製品禁止」を禁止する法制化を求めるロビー活動を展開していたという。州政府が禁止すると、州内の各郡や各市で「プラスチック関連製品禁止」を制定することができなくなる。また、レジ袋の有料化反対のロビー活動もしているという。

 同業界団体からは、2018年にも複数企業が脱退しており、今回コカ・コーラとペプシコも同様に脱退を検討している模様。コカ・コーラの広報担当は、同業界団体の活動内容と同社の目指す方向性が一致しないためとコメントしている。また、ペプシコの広報担当は、当初は原材料のイノベーションに関する情報収集のため同団体に加盟していたものの、今回脱退を決意したとコメントしている。

 CNBCが2018年に確認した加盟団体名簿によると、その時点ではトヨタ自動車やSCジョンソンも加盟していたという。

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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