国連環境計画(UENP)は9月26日、国連の中で環境分野での最高表彰となる「Champions of the Earth」の受賞機関を発表した。同賞は毎年、環境分野で最も大きなインパクトを起こした政府、企業、NGO等を表彰している。
今年は、「インスピレーション&アクション」「政策リーダーシップ」「起業ビジョン」「科学&イノベーション」の4部門で受賞した。
- イノベーション&アクション:中国アリババ・グループのアント・フィナンシャル展開の「アント・フォレスト」
- 政策リーダーシップ:コスタリカ政府
- 起業ビジョン:パタゴニア
- キャサリン・ヘイホー・テキサス工科大学気候科学センター長
アント・フォレストは、アリペイ・アカウントユーザーに対し、毎日の生活からのカーボンフットプリントを測定し、低炭素やコスト削減を促すアプリ・サービスを提供。コスタリカ政府は、気候変動での野心的な政策が評価された。
パタゴニアは、ビジネスモデルの中に環境を強く打ち出す経営を行っている点が、ヘイホー教授は、気候変動インパクトを定量測定していく取り組みが評価された。
【参照ページ】Global environmental movers and shakers receive UNEP Champions of the Earth Awards
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