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【メキシコ】人権プロジェクト、資源関連の環境・人権抗争を分析。州毎のマッピング公表

 メキシコ人権プロジェクトのConversing with Goliathは10月28日、メキシコの資源採掘業界で過去発生した地域コミュニティや活動家との紛争マップを作成した。中南米では、資源採掘に絡む先住民族や活動家、ジャーナリストの殺害事件が頻発しており、警鐘を鳴らす狙いがある。

 今回の紛争マップは、2006年1月から2016年1月までの過去12年間の新聞記事を分析したもの。合計で964記事から304の採掘プロジェクトに関連した879件の抗争事件が見つかった。プロジェクトでは、資源採掘だけでなく、大規模水力発電、風力発電も対象に加えた。

 見つかった事件の大半は、環境破壊関連によるもの。風力発電では、不適切な土地計画によるものも多い。また、資源採掘では人権侵害も大きな数があった。紛争の数では、資源採掘が374件で最多。他に、水力発電ダム188件、油田127件、風力発電116件、ガスパイプライン74件の順だった。

 今回の調査では、各州毎の事件発生件数をマッピングした。

【参照ページ】Mapping violent conflicts in the Mexican extractive industry

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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