
オランダのマルク・ルッテ首相は11月13日、窒素化合物(NOx)による大気汚染防止のため、全国で自動車最高速度100km以下に引き下げる緊急方針を表明した。オランダでは各数年間、NOxがEU基準を上回っており、大気汚染が問題となっている。5月には裁判所が、大気汚染悪化を防ぐため建設プロジェクト数千件に停止命令を出している。
ルッテ首相は、今回の措置が望ましい措置ではないとしつつも、建設プロジェクト停止による失業を防ぐためにはやむを得ない措置との考えを述べた。同時に同日、家畜飼料からも窒素性アンモニアを削減するため、飼料のたんぱく含有量についても規制を強化すると表明した。オランダでは、EU基準の4倍のNOx濃度が観測されており、飼料や肥料からのNOx発生が大きな原因とみられている。
強まる規制に対し、オランダの農家団体や建設業界からは反発も出ている。
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