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【アメリカ】2019年第4四半期、石炭輸出大幅減少。イリノイ盆地地域の石炭関連企業に暗雲



 信用格付世界大手S&Pグローバル・レーティングは2月19日、米国の2019年第4四半期の石炭輸出量が1,880万tになり、前年同期比28.1%減少を記録。米国の石炭積出港4ヵ所すべてにおいて、大幅に輸出減となったと発表した。

 米国産の一般炭および原料炭は、国際競争力を失い、価格が低下。国際的な石炭需要が堅調であった2018年、イリノイ盆地からの輸出は好調だったが、2019年第4四半期には、ニューオリンズからの輸出は、前年比58.7%減の210万tまで低迷した。

 同地域の主要な石炭関連企業は、直近数か月間、財務的な困難を抱えており、マレーエナジーは2019年10月、破産申請を行った。同社傘下のフォーサイトエナジーも、債権者との交渉を継続しており、財務的に厳しい状況に置かれているとした。

 米エネルギー経済・財務分析研究所(IEEFA)は2019年12月、イリノイ盆地の石炭産業の大半は、石炭火力発電所の閉鎖を受け、今後20年間でなくなると予測した報告書を公表。石炭の見通しの暗さが強調された。

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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