代替肉世界大手米ビヨンド・ミートの代替肉を活用した商品の販売が4月21日、中国のスターバックス3,300店舗以上で開始された。ビヨンド・ミートの肉が中国で販売されるのは今回が初めて。食品市場第2位の中国への進出を果たした。
スターバックスは、新型コロナウイルスの影響で中国にある約4,300店舗が休業していたが、3月中旬から順次営業を再開し、すでに95%が通常営業に戻っている。営業再開早々、代替肉がメニューに加わるという華々しいデビューとなった。
【参考】【国際】スターバックス、全米店舗の順次再開計画発表。一方、日本では休業態勢に。マクドナルドも(2020年4月20日)
ビヨンド・ミートは、大豆を原料とした代替肉。大豆で牛を飼育するよりも、大豆からそのまま肉同等物を生産したほうが、二酸化炭素排出量を大きく抑えることができるため、近年注目を集めている。ビヨンド・ミートは、牛肉と近い品質を実現したことで知られている。
今回の中国のスターバックス商品でビヨンド・ミートの代替肉が使われるのは、チーズ入りラザニア、ペスト・ジェノヴェーゼのパスタ、トルティーヤの3種類。
ビヨンド・ミートは、中国を重要市場と位置づけており、中国のホームページを開設。WeChat(微信)や微博(Weibo)にも公式アカウントを開設した。
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