中国ファーストフード大手ヤム・チャイナ・ホールディングスは6月1日、米代替肉大手ビヨンド・ミートとのパートナーシップを発表した。6月3日から期間限定でビヨンド・ミートの「ビヨンド・バーガー」を、中国の同社運営のケンタッキー・フライドチキン(KFC)、ピザハット、タコベルの店舗で販売する。ビヨンド・バーガーが中国国内で販売されるのは今回が初。
ヤム・チャイナ・ホールディングスは、米ファーストフード大手ヤム・ブランズのグループ企業だが、単独でニューヨーク証券取引所に上場している。運営ブランドには、ケンタッキー・フライドチキン・チャイナ、ピザハット、タコベル等がある。
ケンタッキー・フライドチキン・チャイナは4月27日、カーギル提供の植物由来の代替肉で作ったチキンナゲットを4月28日から30日まで試験販売しており、今回はビヨンド・ミートのパートナーシップも実現させた形。
【参考】【中国】ケンタッキー、カーギル提供の植物由来チキンナゲット試験販売。中国で代替肉関心高まる(2020年4月30日)
ヤム・チャイナ・ホールディングスは今回、代替肉は中国市場で大きなポテンシャルがあると言及。今回、地域とブランドの異なる5店舗で試験的に販売をし、感触を掴む考え。試験販売でのフィードバックを得ながら改善点を探し、将来的には大規模に展開していきたいと話した。
今回、KFCでは、北京、成都、杭州、上海の合計5店舗で3日間ビヨンド・バーガーを販売。ピザハットでは、上海の6店舗でビヨンド・バーガーを6月8日から6月11日まで販売。ピザハットでは初のハンバーガー販売となり、同時にオーストラリア・サーロイン・バーガーの販売も試みる。タコベルでは、6月3日から6月10日まで上海の3店舗でビヨンド・バーガーを使ったオリジナルメニューを販売する。
【参照ページ】Yum China to Introduce the Revolutionary Beyond Burger® at Select KFC, Pizza Hut and Taco Bell Restaurants
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