Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【EU】欧州委、オーストリア、ベルギー、オランダをECJに提訴。第4次AML指令未遵守

 欧州委員会は7月2日、2015年制定の第4次マネーロンダリング(AML)指令の遵守違反で、オーストリア、ベルギー、オランダの各政府を欧州司法裁判所(ECJ)に提訴したと発表した。同指令で義務化されていた国内法立法を怠った疑い。

 同今回の発表では、オーストリアはギャンブルや賭け事に関する法制化の怠り、ベルギーは同指令が定める各国の「金融インテリジェンスユニット」間での情報共有メカニズムの整備の怠り、オランダは実質的受益者に関する情報管理制度の怠りを指摘した。

 同指令は、2017年6月26日までに国内法を整備することを義務付けていたが、期限を迎えても整備完了を伝えた国はゼロだった。その後8カ国について、正式な違法性調査が実行され、3ヶ国からはすでに合理的事情説明を受け取っており、2ヶ国はECJに係属中。さらに今回3ヶ国がECJ係属となった。

【参考】【EU】欧州委、ルクセンブルクを欧州司法裁判所に提訴決定。第4次AML指令未遵守(2018年11月17日)

 反マネーロンダリングでは、EUでは第5次反マネーロンダリング(AML)指令が施行。2020年1月10日までに国内法制化が要求されている。

【参照ページ】Anti-Money Laundering: Commission decides to refer Austria, Belgium and the Netherlands to the Court of Justice of the EU for failing to fully implement EU anti-money laundering rules

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。