金融世界大手英HSBCは7月21日、アセットオーナーと運用会社向けに、投資運用ポートフォリオのESG課題への対応度を測定するレポーティングサービスを開始すると発表した。機関投資家に対しポートフォリオの可視化を支援する。
同サービスでは、ESG格付や二酸化炭素排出量に関するデータに基づき、ポートフォリオ内の投資先銘柄を分析。ESG格付をトラックし、透明性向上やESG分野への需要増加等への対応を支援する。ESGスコア・格付では、ESG評価大手MSCI、Sustainalytics(サステイナリティクス)、Vigeo Eirisのものを採用。ESG型ファンドと非ESG型ファンドの双方をレポーティング対象にできる。
HSBCは、低炭素社会への移行に積極的に取り組んでおり、2017年には、2025年までに同分野への1,000億米ドル(約10.5兆円)投資を宣言。グリーンボンド、ソーシャルボンド、サステナブルボンド、ESG調査において、継続的にグローバルでトップに位置している。
【参照ページ】HSBC launches ESG portfolio reporting service
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