食品世界大手米カーギルは7月30日、サーキュラーエコノミーの推進するため、エレンマッカーサー財団に加盟したと発表した。また、Sustainable Apparel Coalition(SAC)にも加盟したことを明らかにした。
カーギルは、穀物メジャーとして知られるが、近年、バイオ素材が注目されにつれ、植物由来の繊維や化学材料の分野にも進出している。エレンマッカーサー財団に加盟した理由として、植物由来素材の分野でもサーキュラーエコノミーを推進するためと説明。バイオプラスチック等のバイオ素材の分野でも、サーキュラーエコノミー化が進展きたことを伺わせるニュースとなった。エレンマッカーサー財団は7月15日は、ABB、アマゾン、アクアフィルの3社が同じく加盟したことも公表していた。
また、SACは、アパレル分野での国際的なサステナビイティ・イニシアチブ。発足はウォルマートとパタゴニアが主導し、今では数多くのアパレル・グローバル・ブランドや素材・部品メーカーが加盟している。カーギルは、バイオ・ポリ乳酸(PLA)を開発する等、バイオ繊維の分野も強化している。今後同社は、SACのサステナビリティ評価指標を活用し、サプライチェーン全体で環境・社会観点で持続可能な事業運営を推進するとした。
【参考】【アメリカ】カーギル、P&Gからバイオ・アクリル酸技術の独占ライセンス取得(2020年5月18日)
【参照ページ】Cargill joins Ellen MacArthur Foundation to help promote environmentally friendly solutions to global challenges
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