米ニューヨーク州のトーマス・ディナポリ財務長官は12月9日、ニューヨーク州退職年金基金の運用ポートフォリオのカーボンフットプリントを2040年までにゼロにする目標を発表した。同年金基金の運用資産総額(AUM)は2,260億米ドル(約24兆円)。その一歩として、2024年までにエネルギー業界を中心に投資スクリーニング基準を設定していく。基準を満たさなければ投資引揚げ(ダイベストメント)も辞さない。
同年金基金は早くから気候変動リスクへの対策を進めており、…
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