
消費財世界大手英ユニリーバは1月5日、スペインのコンサルティングInnova Partnershipsと合弁で、バイオテック専業Penrhos Bioを設立したと発表した。ユニリーバが開発したバクテリアやカビを防止できる有機化合物のラクタムを活用。日用品の包装・容器等の表面での真菌の増殖防止技術を、世界で初めて商用化する。
ユニリーバは、10年以上続けてきた研究により、海藻から抽出される天然化学物質が、微生物のバクテリア伝達システムを破壊し、微生物の増殖を防ぐ効果を発見。衣類やキッチン用品等の表面は、常に細菌汚染に悩まされており、人間の細菌感染症の80%以上は、表面で増殖した微生物の集合体であるバイオフィルム形成に原因があると考えられている。
今回発見された効果により、ヘルスケア、繊維、海洋、医薬品等の分野での商用機会が見込めると判断した。具体例的な可能性としては、食洗機でのカビやバクテリアの発生を抑えることや、抗菌型の紙幣も開発できるという。
合弁会社Penrhos Bioは、ライセンス型で技術を販売していく考えで、幅広い企業との提携を模索する。すでに紙幣や歯磨き関連での提携先との議論が進んでいるという。
【参照ページ】Unilever and Innova Partnerships one step closer to self-cleaning surfaces
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