
世界経済フォーラム(WEF)は1月13日、ESG課題に立ち向かうためには取締役とコーポレートガバナンスの役割が非常に重要になるというポイントをまとめた白書を発表した。過去2、3年で、投資家・株主は、投資先企業に対し、短期リターンの最大化ではなく、長期的な価値創出を求めるようになっており、取締役の認識とアクションが極めて重要との考えを示した。
同白書は、取締役会に対し、「パーパス」「戦略」「組織文化・価値」「ガバナンス」の4つの観点から自問するように促している。新型コロナウイルス・パンデミックにより、投資家は、ESG課題の観点での取締役とのエンゲージメントや情報開示を要求する動きがますます大きくなり、企業はリターンではなく、どのような価値を創出するのかについて説明する必要が出てきているとした。
実践のフレームワークとしては、現行のステークホルダー・エンゲージメントの状況のチェック、機会とリスクの双方からの価値評価の実施、事業における対内的・対外的な自社の専門性の特定を推奨した。取締役の役割については、取締役会議長と取締役の双方について詳細な役割を明記した。
今回の白書は、WEFの分科会の一つである「The Future of the Corporation: Moving from Balance Sheet to Value Sheet」がまとめたもの。法律事務所大手ベーカー・マッケンジーが実質的に分析と執筆を担当した。
【参照ページ】Corporate Boards are Critical Starting Points for Implementing Stakeholder Capitalism
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