Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【日本】伊藤忠、食品卸子会社にAI活用の需要予測を導入。食品ロス削減でDX

 伊藤忠商事2月1日、同社グループの食品卸子会社・日本アクセスと連携し、日本アクセスから食品メーカーに対する発注で、人工知能(AI)を用いた需要予測及び発注最適化を導入したと発表した。食品ロス削減や収益拡大をDXで実現していく。

 伊藤忠商事は、2018年に、DX・データ活用事例の創出とそのための基盤・体制構築に着手。その中でも、同社の主力事業の一つである食品サプライチェーンのDXによる最適化を、重要施策と位置付け、ブレインパッドや伊藤忠テクノソリューションズと連携。日本アクセスでの実装を進めてきていた。すでに2020年から、一部の物流拠点における小売店の販売データ等を活用した需要予測と発注自動化の実証実験を行っており、一定の在庫削減効果及び発注業務の効率化が確認できていた。

 今回の施策では、まず一部顧客向けの飲料や酒、菓子など常温商品(約1,000商品程度)から開始。その後、順次対象を拡大する。また、商品・原材料調達から小売店舗向けの物流までの食品サプライチェーン全体の最適化も視野に入れ検討を進める。最終的には、食品卸だけでなく、取引先メーカーの工場稼働・物流倉庫の効率化や小売における食品ロス/機会ロス削減にまで発展させる。

 同社は他にもDX推進で、2019年12月にデータマネジメント事業を展開するウイングアーク1stを持分法適用会社化、2020年3月にはAKQAとの協業も開始している。

【参照ページ】食品サプライチェーンDXの本格的な展開について

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。