武蔵精密工業は5月31日、2038年までにスコープ1とスコープ2でカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)を達成すると発表した。スコープ3を含めてたカーボンニュートラルは2050年も目標とした。自動車サプライヤーにもカーボンニュートラルの波が到来した。
2038年は、同社の創業100周年にあたり、そこまでに自社事業活動でのカーボンニュートラルを実現する。同社は、四輪自動車向けのデファレンシャル部品、プラネタリィ部品、トランスミッションギヤ、カムシャフト、二輪向けのギヤやシャフトの量産開発、製造大手。電動化部品の受注が近年増加しており、他にも、キャパシタやAIロボット、バイオ製品等の分野にも進出している。
同社は、本田技研工業向けが50%を占めるが、近年、販売先が多様化しており、トヨタ自動車、日産自動車、三菱自動車、スズキ、マツダ、SUBARU、川崎重工業、GM、フォード、ボルボ、ルノー、ダイムラー、ステランティス、現代自動車、BYD(比亜迪汽車工業)等も現在の取引先。海外売上が84%を占める。
【参照ページ】カーボンニュートラル実現に向けた中長期目標を設定
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