化学世界大手英リンデは7月15日、米テキサス州ラ・ポルテで、液化水素製造プラントの建設に着工したと発表した。完成すると日量30tの水素生産が可能。同社はすでに、同国カリフォルニア州、アラバマ州、インディアナ州、ニューヨーク州に水素製造プラントを設立しており、今回で5ヵ所目。
同社は、世界最大の水素製造容量および輸送システムを保有。世界初の高純度水素の地下貯蔵も行っている。すでに水素ステーション約200ヶ所、水電解プラントも80ヶ所に保有。パイプラインでも総長1,000kmの資産を持つ。
同社は今回、水素製造拠点15ヶ所以上から調達した水素を、同社が保有するメキシコ湾の約600kmのパイプラインを通じ、同社の液化工場へ輸送。そこで水素の浄化・液化を行った後、素材加工や車両、航空、製造、金属、エネルギー、電力等の市場へ供給する。
【参照ページ】Linde Starts Up New Liquid Hydrogen Plant in Texas
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