Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【セルビア】リオ・ティント、リチウム事業に2600億円投資。欧州最大のリチウム供給企業へ

 資源開発世界大手英豪リオ・ティントは7月27日、セルビア・ジャダールのリチウム採掘事業に24億米ドル(約2,600億円)を投資すると発表した。同社は今後15年間以上、ジャダールでの採掘事業を通じ、欧州最大のリチウム供給企業となる見込み。

 今回の投資は、同国GDPの1%から4%を占める規模。プラント建設過程で2,100人分、採掘過程で1,000人分の雇用を創出するという。同社は、ジャダール鉱床に精製プラントも建設。電気自動車(EV)バッテリー用の炭酸リチウムや、太陽光パネルや風力タービン用のホウ酸リチウムを生産する。最初の大規模生産は2026年、完全稼働は2029年を予定。

 プロジェクト推進過程では、厳格な環境基準を設定し、地域コミュニティへのインパクトを最小化。鉱滓ダムを必要とせず、水管理でも原水の70%は、再利用水や坑内水で賄う。同社は、地域の専門家等とも協働。これまで環境調査12本に加え、大気と水に関する生物学・物理学・科学的分析も2.3万回以上行ってきた。

 同社は今後、同国政府、地域コミュニティからの開拓ライセンスの取得や、環境インパクト調査(EIA)の承認、NGOとのエンゲージメントを進める。EIAは、2022年に開始予定。

【参照ページ】Rio Tinto commits funding for Jadar lithium project

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。