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【国際】UNEP等、グッド・フード・ファイナンス・ネットワーク発足。金融からの食料システム変革促進

 国連環境計画(UNEP)、持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)、EAT、FAIRR、Food Systems for the Futureの5団体は9月21日、食料システムのサステナビリティのための金融ネットワーク「グッド・フード・ファイナンス・ネットワーク」を発足した。国連食料システム・サミット(UNFSSS)の議論を支える金融機関のネットワークを構築していく。

 同ネットワークは、運営機関の幹部が集まるリーダー・グループを招集。また、技術的な専門家であるカタリスト・グループと連携し、食料のサステナビリティ、健康、気候変動課題を解決するために必要な食料システムの変革に向けたファイナンスに関する共同イノベーションを目指す。メンバー機関は、持続可能なフードシステムファイナンスを主流するためのイノベーションを共同開発する。

 食料や土地利用の分野に必要な投資額は、2030年までに年間で3,000億米ドルから3,500億米ドルと推定されている。現在、食料システムは、世界の人為的な二酸化炭素排出量の30%に直接関与。リスクのある生物の種の86%を脅かしており、30億人が定期的に安全で栄養のある食品を安価に入手できないことで、慢性的な飢餓状態の人が6億9,000万人もいる。こらは金融システムに対するリスクにもなってくる。

 一方で、持続可能な食料システムへの官民の投資が正しく配分されれば、2030年までに年間4.5兆米ドルの持続可能なビジネス機会を生み出すことができるとも試算されており、金融機関が果たせる役割が大きい。

【参照ページ】WBCSD and partners join forces to launch the Good Food Finance Network

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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