資源開発世界大手英豪リオ・ティントは11月4日、同社と米アルミニウム製造アルコアの合弁会社エリシスが、アルミニウムのカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)型製造技術開発を順調に進めていると発表した。2022年に工場の設計や建設を開始し、サプライチェーンも拡大。2023年に商用規模に発展させ、2024年から販売開始予定。
エリシスは2018年に設立。アルコア・テクニカル・センターが開発した不溶性アノード技術を活用し、リオ・ティント設計の次世代型製錬電解槽で、脱炭素アルミニウムを製造する。
脱炭素アルミニウムは、カナダ・サグネにある同社の産業研究開発センターで製造。製錬電解槽のプロトタイプは、リオ・ティントの既存の電解槽の端に建設している。既存の設備からの転換も容易で、必要に応じた規模拡大ができるという。
【参照ページ】Carbon free aluminium smelting a step closer: ELYSIS advances commercial demonstration and operates at industrial scale
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