Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【イギリス】政府、ウェールズ地方で潮力発電のオークション実施へ。安定電源として期待

 英ビジネス・エネルギー・産業戦略省とウェールズ省は11月26日、ウェールズ地方での潮力発電(潮汐力発電)に年間2,000万ポンド(約30億円)を投資する政策を発表した。洋上風力発電だけでなく、潮力発電の分野でも世界をリードする考え。雇用創出効果もアピールした。

 今回の計画では、潮力資源の豊富なアングルシー島の沖合で「Menter Mon Morlais」プロジェクトを展開。潮汐エネルギーは、潮の満ち引きが時計のように正確に予測できるため、安定電源になれる可能性が高い。今回英政府は、化石燃料の依存度や、世界的なガス価格変動リスクに対応するためにも、潮力発電に期待する考えも披露した。

 今回の予算は、英国政府が固定価格買取制度(FIT)に変わる形で導入した差分契約制度(CfD)の第4回ラウンドの中に、同プロジェクトを盛り込む形で資金拠出される。第4回ラウンド全体の支給額は2億8,500万ポンドとなる見込み。英政府は、CfDが洋上風力発電のコストを65%下げることに成功したとみており、潮力発電でも同様の効果を期待している。第4回ラウンドは12月23日に開始され、合計12GWの設備容量を増やしにいく。

【参照ページ】UK Government announces biggest investment into Welsh tidal power

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。