石油世界大手エクソンモービル、エネルギー世界大手英シェル(旧ロイヤル・ダッチ・シェル)、中国海洋石油集団(CNOOC)、広東省発展改革委員会の4者は6月27日、中国広東省恵州市の大亜湾石油化学工業地帯での炭素回収・貯蔵(CCS)プロジェクトの実行可能性評価での協働に関する覚書(MOU)を締結したと発表した。
同プロジェクトの初期評価では、同石油工業地帯から排出される二酸化炭素排出量を年間最大1,000万t削減できる可能性があると試算。2060年までにカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)を目指す中国政府の目標に加え、カーボンニュートラル化を進める中国石油化学企業のモデルとなりうるとみている。
さらに4者は、中国の二酸化炭素排出量に対する政策の評価や、同地域でのCCSの展開を支援するための政策検討でも協働する。
【参照ページ】ExxonMobil, CNOOC and Shell to pursue carbon capture and storage hub in China
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