海運世界大手デンマークのAPモラー・マースクは8月24日、国際船主業界団体の国際海運会議所(ICS)の理事職を辞すると発表した。ICSが気候変動対策強化に消極的だったことが理由とみられている。
同社は、ICSの直接の加盟機関ではなく、ICSに加盟しているデンマークの海運業界団体に加盟している。同社は、10年前からICSに理事を送り続けていたが、今回、ヘンリエッテ・ハルベリー・ティゲセン取締役が、理事改選を機に職を退く。理由については、同社はホームページで、加盟業界団体がパリ協定の目標やその他の重要な問題に沿ったロビー活動を行っているかどうかを確認し、加盟状況の見直しを進めているとだけ述べた。
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