日本ハムは9月22日、北海道で建設している「HOKKAIDO BALL PARK F VILLAGE(北海道ボールパーク F ビレッジ)」の新球場「エスコンフィールド北海道」関する費用を充当する目的で、昨年に続きサステナビリティボンドを発行すると発表した。今回は、「北海道日本ハムファイターズボンド」の愛称で、個人投資家も対象とする。発行額は200億円。年限5年。
同社の「サステナビリティフレームワーク」では、エスコンフィールド北海道を対象に、グリーン面ではグリーンビルディングとしてDBJ Green Building認証で5つ星を、ソーシャル面では「必要不可欠なサービスへのアクセス向上」として、障害者、高齢者、被災者、外国人マイノリティを対象にインクルージョンを資金使途として定めている。ぐりセカンドオピニオンはサステイナリティクス(Sustainalytics)。
今回の起債は、同社がメインスポンサーとなっている「北海道日本ハムファイターズ」のブランド名をつけたことが大きな特徴。これにより、ファン向けサービス、新球場の認知・支持拡大、同社としての資金調達及びサステナビリティの発信の4つを上手く組み合わせたと言える。
新球場の保有・運営は、2019年に新会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメントが設立された。出資比率は、北海道日本ハムファイターズ40.80%、日本ハム39.30%、電通19.90%。
【参照ページ】個人投資家向けサステナビリティボンド「北海道日本ハムファイターズボンド」発行に関するお知らせ
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