オンライン動画配信大手米Netflixは10月6日、韓国ドラマ「リトル・ウィメン(邦名シスターズ)」のベトナムでの配信を中止したと発表した。ベトナム情報通信省傘下の放送・電子情報局から、第3話と第8話にベトナムとベトナム戦争について誤解を招く内容が含まれているとし、ベトナム法に基づき、Netflixに削除を要請していた。
同ドラマは、韓国の動画制作会社スタジオ・ドラゴンが、Netflixと韓国現地テレビ局tvN向けに制作。9月3日から10月12日まで全12話が配信された。ストーリーの舞台は韓国だが、ベトナム戦争に出兵した韓国人兵士に関する表現が含まれていた。Netflixではランキングで6位にまで上がり、ヒット作となっていた。
今回の発表では、全12話の配信がベトナムで取りやめとなった。今回の件に関し、制作を担当したスタジオ・ドラゴンは、「一部の設定について懸念が寄せられたことを受け、社会的・文化的な感受性を考慮し、今後のコンテンツ制作に一層の配慮をする」と声明を発表した。
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