IT世界大手米IBMと、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビにあるモハメド・ビン・ザイード人工知能大学(MBZUAI)は1月18日、カーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)に向けた人工知能(AI)ソリューションの共同研究組織「AI Center of Excellence」を設立したと発表した。アラビア語での伸展を図る。
同センターでは、気候変動緩和と適応に関する先進的な研究を行い、基礎となるAIモデルの開発に着手。カーボンニュートラルなソリューション利用の促進、アラビア語の各方言に対応した自然言語処理(NLP)によるカスタマーケア、AIアシスタント、検索の改善、詐欺検出等を進める。
IBMは、MBZUAIの学生と教員向けに、教育・学習・非商業的研究のためのIBMツール、ソフトウェア、コースウェア、クラウドアカウントへのアクセスを提供予定。AIカリキュラム、講義、ラボ、業界ユースケース、デザインシンキングセッション、AIプラクティショナー認定等を利用できるようにする。
今回のアクションは、アラブ首長国連邦(UAE)の2050年カーボンニュートラル達成に向けたイニシアチブ「UAE Net Zero 2050」の一環。
【参照ページ】IBM and MBZUAI Advance AI for Climate and Culture
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