マスターカード財団と、エチオピアに本社を置くアフリカIT人材プラットフォームGebeyaは3月1日、エチオピアで起業家100人に対し、独自のギグマーケットプレイスを提供する5年間のプログラム「Mesirat(メジラット)」を開始すると発表した。4,800万米ドル(約65億円)を拠出する。
同プログラムは、観光・ホスピタリティ、農業、教育、建設、医療、商業、製造、情報技術(IT)、専門サービス、輸送、高速移動消費財(FMCG)、エンターテイメント等の分野で、Gebyaの知見を活かし、人材プラットフォームモデルを構築。スキル開発をしながら雇用機会を提供していく。
メジラットは、現地のアムハラ語で「働く」を意味する単語。若い起業家が独自のギグマーケットプレイスを立ち上げ、完全に運営できるようにすることを目指す。同時に、立ち上がったプラットフォームにより、200万人の若者が市場で通用するスキルを身につけ、そのうち100万人が仕事を見つけることができるようにしていく。目標では100万人のうち女性を70万人として設定した。
マスターカード財団は、2030年までに1,000万人の若い男女にディーセント・ワークへのアクセスを確保できるようにすることを目標として掲げ、プログラムYoung Africa Works Strategy」を展開。今回のGebeyaとの協働もその一環。
同プログラムは、マルチセクター・アプローチを採用。コンソーシアムの主要パートナーとして、ACE Advisors、American College of Technology(ACT)、Shega Media & Technology、The Urban Center、Center for Accelerated Women's Economic Empowerment(CAWEE)、Laurendeau & Associates等が参画する。
【参照ページ】The Mastercard Foundation, Gebeya Announce $48 Million Partnership to Equip Ethiopia’s Next Generation of Entrepreneurs
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