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【アメリカ】ペプシコ、リジェネラティブ農業展開で農業関連3団体と協働。281億円先行投資

 食品世界大手米ペプシコは3月21日、米国全土でのリジェネラティブ農業の導入に向け、アイオワ州を含む同国中央部の農家支援団体Practical Farmers of Iowa(PFI)、土壌保全実践農家支援基金Soil and Water Outcomes Fund(SWOF)、イリノイ州トウモロコシ生産者協会(ICGA)の3団体とパートナーシップを締結したと発表した。複数年にわたり合計2.2億米ドル(約281億円)を拠出する。

 同社は、リジェネラティブ農業への移行を進めるため、3団体と協働で、農家への教育、先行投資、ピアコーチングとネットワーキング、費用負担等を行う。特に、各農場に適した高品質な農法をカスタマイズしながら導入していく。これらを通じ、2030年までに農地合計1.2万km2でリジェネラティブ農業を導入し、二酸化炭素排出量300万tの削減を目指す。内訳は、PFIが約6,070km2、SWOFが約4,050km2、ICGAが約2,430km2。2023年末の目標としては、合計約2,020km2とした。

 同社は、サステナビリティ戦略「pep+(pep Positive)」の農業分野での目標として、2030年までに同社のサプライチェーン上の農地約2.8万km2で、リジェネラティブ農業を展開し、主要原料を100%サステナブル調達に転換し、25万人以上の生活を改善することと設定している。今回のアクションもその一環。

【参照ページ】PepsiCo Announces $216 Million Investment in Long-term Partnerships with Three Major Farmer-facing Organizations to Support Regenerative Agriculture Transformation on More than Three Million Acres of U.S. Farmland
【画像】PepsiCo

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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