IT世界大手米グーグル、製造業世界大手米HP、オランダ半導体製造ASMインターナショナルの3社は12月5日、半導体バリューチェーン全体での再生可能エネルギー導入促進に向けたパートナーシップ・プログラム「Catalyze」に参画すると発表した。
Catalyzeは、半導体・IT業界の主要企業のサプライチェーン上での再生可能エネルギー電力への転換を通じ、二酸化炭素排出量削減を進める初のプログラム。重電設備世界大手仏シュナイダーエレクトリック、半導体世界大手米インテル、半導体世界大手米アプライド・マテリアルズの3社が7月に発足した。
【参考】【国際】シュナイダーエレ、半導体バリューチェーンの再エネ転換プログラム発足。インテル等加盟(2023年7月18日)
半導体バリューチェーン上の二酸化炭素排出量の削減加速に向けたイニシアチブ「半導体気候コンソーシアム(SCC)」の最近の調査によると、半導体業界の二酸化炭素排出量は2021年に500tに相当し、その16%はサプライチェーンによるもの。サプライヤーの電化で、スコープ3排出量へのインパクトが期待できる。
【参考】【国際】半導体関連企業65社、半導体気候コンソーシアム創設。スコープ3開示やカーボンニュートラル(2022年11月9日)
【参照ページ】Schneider Electric announces Google, ASM and HP have joined the Catalyze program for semiconductor supply chain decarbonization
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