
自然資本観点でのリスク・機会の情報開示を検討する自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)と、EUの金融報告フレームワーク検討機関European Financial Reporting Advisory Group(EFRAG)は12月21日、両者の開示基準の相互運用性を強化する協力協定に署名した。
EFRAGは、EU企業サステナビリティ報告指令(CSRD)に基づく、欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)の検討機関。EFRAGからの提言を基に、欧州委員会がESRSを最終決定するというプロセスになっている。
【参考】【EU】欧州委、ESRSを採択。EFRAGはセクター別ESRS策定に着手。ISSBとの相互運用性確保(2023年8月3日)
EFRAGは、欧州委員会が7月に最終決定したESRSの策定過程で、TNFDフレームワークの開示要素を取り入れるため、TNFDとの協調関係を続けてきた。そのため、ESRSのE4「生物多様性・生態系」は、TNFDフレームワークとの整合性が確保されている。
今回の合意を受け、両者は、TNFDフレームワークとESRSの高いレベルの共通性を示す詳細な相互運用性マッピングを作成しにいく。公表は2024年初頭の予定。
【参照ページ】EFRAG and TNFD sign a cooperation agreement to further advance Nature-related Reporting
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