
ドイツ化学大手コベストロは2月13日、バイオ原料由来のアニリン製造プロセスを世界初導入したと発表した。まずはバイオ・アニリン専用の実証プラントを稼働させる。量産への移行も視野に入れている。
アニリンは、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI) の製造に使用される有機化合物。MDIを原料とし、断熱発泡体となる硬質ウレタンフォームが製造される。世界全体でのアニリン製造量は約600万tで、その量は年平均で約3%から5%増加している。コベストロは、年間100万t以上の生産能力を持つアニリン製造大手のひとつ。
同社は、今回の独自技術開発に数百万ユーロの投資を行ったと説明。同技術では、微生物が植物から抽出された工業用糖分を、発酵により中間体に変換。その後、中間体の化学触媒反応により100%植物由来の炭素を含むアニリンを生成する。これにより、従来技術比で二酸化炭素排出量の大幅削減ができる。
同プロジェクトには、ドイツ連邦食糧農業省が2022年3月から2025年までの期間、補助金を拠出することも決定済み。独アーヘン工科大学(RWTH)、同大学CAT触媒センター、独シュトゥットガルト大学、同大学の技術移転イニシアチブも参加している。
【参照ページ】World’s First Pilot Plant for Bio-Based Aniline
【画像】Covestro
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