
科学的根拠に基づく削減目標イニシアチブ(SBTi)は5月15日、化学セクターガイダンス案を公表。同時に完成に向けた専門家諮問グループ(EAG)の追加委員の募集も開始した。
化学セクターガイダンスは、温室効果ガス排出量の削減目標設定に際し、化学セクターに適用される目標基準を定めるもの。
同ガイダンスでは、エチレン、プロピレン、ベンゼン、トルエン、キシレンで構成される高価値化学物質(HVC)と、アンモニア、メタノールの3つを対象としている。同ガイダンスでは当該3種の化学品を「基礎化学品」と呼称している。当該3種の化学品は、化学セクターからの直接排出量の約70%を占めている。
また同ガイダンスでは、肥料使用からの一酸化二窒素排出量の目標設定、硝酸製造での目標設定に関する基準や、バイオ原料由来の基礎化学品、ケミカルリサイクルで再生製造された基礎化学品、炭素回収・利用(CCU)や直接大気回収(DAC)で回収された炭素を活用した基礎化学品に関する基準も設けている。
策定に向けては、今後、5月15日から7月15日まで1回目のパブリックコメント募集を実施。同時に、現在の専門家諮問グループ(EAG)委員を増員する。その後に2回目のパブリックコメント募集を行う。その後、実証実施企業を公募し、運用を確認したうえで、完成となる。
【参照ページ】The SBTi Opens Consultation and Call for Experts to Advance its Chemicals Sector Project
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