
科学的根拠に基づく削減目標イニシアチブ(SBTi)は6月11日、SBTiが目標を承認した企業及び金融機関数が世界全体で5,500を突破したと発表した。さらに、承認を専用に行う「バリデーション・サービス機関」と、同機関を監督する「バリデーション評議会」を創設することも明らかにした。
バリデーション評議会は、5人の委員で構成。バリデーション・サービス事業体が完全に稼働した後の意思決定を監督する。さらにSBTiは、バリデーション事業体の取締役を務める社外取締役の公募を開始する。どちらのステップも、SBTiの基準設定部門と対象検証部門の分離を強調するものである。
バリデーション機関は、3人の理事で構成する理事会が事業を監督する。理事は追加される可能性もある。理事会は、戦略的方向性と計画の策定を監督し、コンプライアンス体制を含む会社のガバナンス体制を確立する。
バリデーション評議会は、バリデーションの意思決定を監督する。2024年3月に公募され、5人の委員が任命された。
【参照ページ】SBTi marks 5500 companies with validated targets as it announces next steps in its transformation
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