
韓国化粧品大手アモーレパシフィックは7月5日、気候変動目標に関し、科学的根拠に基づく削減目標イニシアチブ(SBTi)から、1.5℃短期目標基準と、ネットゼロ・スタンダードの双方で、承認を得たと発表した。ネットゼロの目標年は2050年、韓国企業での承認は6社目。
短期目標では、2030年度までにスコープ1、スコープ2での温室効果ガス排出量を2020年比48.9%削減。さらにスコープ3のうちカテゴリー1「購入製品・サービス」、「カテゴリ12販売した製品の廃棄」等での排出量を同年比25%削減する。長期目標では、2050年までにスコープ3を含むバリューチェーン全体で同排出量を2020年比90%削減する。
特に電力では、2025年までに全拠点での使用電力を100%再生可能エネルギーに転換する計画。2021年にはRE100にも加盟しており、総電力消費量の51.4%がすでに再生可能エネルギーとなっている。
【参照ページ】Amorepacific Achieves Net-Zero Target Approval from SBTi
【画像】Amorepacific
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