
国際的なボランタリーカーボンクレジット発行団体米Verraは8月22日、カーボンクレジットのカーボンインセット活用制度「スコープ3基準(S3S)プログラム」で、実証運用を開始した。第1弾で3つのメソドロジーを選定した。実証運用の参画企業の募集は2月から行っていた。
【参考】【国際】Verra、スコープ3基準プログラム開発で実証参画企業募集。カーボンクレジットのインセット活用(2024年2月25日)
スコープ3基準(S3S)プログラムは、バリューチェーン上の削減プログラムに関するカーボンクレジットを、カーボンオフセットではなく、スコープ3の削減として活用できる制度。カーボンインセットとも言われている。カーボンクレジットのカーボンインセット活用は、科学的根拠に基づく削減目標イニシアチブ(SBTi)で検討議論が進んでいるが、VerraはSBTiの結論を待たずに、先行して制度設計を進めている。
【参考】【国際】SBTi、スコープ3削減目標手法改訂で方向性。カーボンインセット模索。オフセット検討せず(2024年8月5日)
今回選定したメソドロジー3つは、すでにバリューチェーンでのアクションが進められており、需要が高い分野。
- VM0042 Methodology for Improved Agricultural Land Management, v2.0
- VM0043 Methodology for CO2 Utilization in Concrete Production, v1.0
- ACM0009: Fuel switching from coal or petroleum fuel to natural gas — Version 5.0
実証運用に参画する企業は、バイエル・クロップ・サイエンス、パタゴニア、3Degrees、Klimの4社。実証は12ヶ月間実施され、S3Sプログラムの規則、要求事項、プロセス、文書等のテストも行われる。
【参照ページ】Verra Begins Piloting of Scope 3 Standard Program
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