【日本】ホンダとヤマハ、電動原付OEM供給に合意。共通仕様交換式バッテリー採用

　本田技研工業とヤマハ発動機は8月8日、本田技研工業の原付一種の電動二輪車「EM1 e:（イーエムワン イー）」、「BENLY e: Ⅰ（ベンリィ イー ワン）」をベースとした日本市場向けモデルを、ヤマハ発動機へOEM供給することに合意したと発表した。
　
　両社は2016年から、原付一種市場の保安基準や排出ガス規制等の法規制への対応や電動化促進に向けた協働を開始。2018年3月からは50cc原付スクーターのヤマハ発動機へのOEM供給も行っている。

　また両社は2019年4月、川崎重工業、スズキとともに、日本国内における電動二輪車の普及を目的とした「電動二輪車用交換式バッテリーコンソーシアム」を創設。共通利用を目的とした交換式バッテリーとバッテリー交換システムの標準化検討を進め、2021年3月に共通仕様に合意している。

　今回のOEM供給でも、動力用電源では共通仕様に適合した交換式バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:（モバイルパワーパック イー）」を採用する。

【参照ページ】Hondaとヤマハ発動機 原付一種の電動二輪車のOEM供給に合意

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所