
環境省は8月30日、「脱炭素アドバイザー資格制度」の認定資格の付与先第2弾を発表した。2つの団体が運営する合計2つの資格制度に「アドバンスト」認定資格が付与された。アドバンストの認定付与は今回が初。
同省は2023年3月、「脱炭素アドバイザー資格制度」の認定ガイドラインを発表。認定取得の申請を受け付けていた。同認定制度では、「ベーシック」「アドバンスト」「シニア」の3段階でレベル分けをしている。2023年9月には「ベーシック」で5団体が運営する合計5つの資格制度を認定。今回初めて「アドバンスト」の認定が行われた。
【参考】【日本】環境省、「脱炭素アドバイザー資格制度」の認定付与第1弾発表。5つの資格が取得(2023年10月1日)
同制度は、金融機関の営業職員、商工会議所の経営指導員、地方自治体職員等の資格取得を促すために創設されており、ベーシックは一般営業担当、アドバンストは支店での専門担当職員、シニアアドバイザーは本店での専門担当職員を主に想定している。ベーシックでは、カーボンニュートラルの概念や温室効果ガス排出量削減の一般知識が問われるが、アドバンストでは、具体的なスコープ1と2の排出量の算定方法や削減手法、経営上の機会とリスクに関する知識が求められる。
アドバンスト認定を受けたのは、一般社団法人日本カーボンニュートラル協会の「JCNAカーボンニュートラル・アドバイザー・アドバンスト」と、スキルアップNeXtの「GX検定アドバンスト」。
【参照ページ】脱炭素アドバイザー資格制度の認定資格の公表について
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