
デンマーク電力大手オーステッドは9月18日、ノルウェー・エネルギー大手エクイノールに対し、10年間で二酸化炭素33万t相当の二酸化炭素除去(CDR)型のカーボンクレジットを販売する契約を締結したと発表した。
オーステッドは、炭素回収・貯蔵(CCS)プロジェクト「オーステッド・カロンボーCO2ハブ」を通じ、2026年から同社バイオマス燃焼CHPプラント2基からの二酸化炭素を年間43万t回収予定。今回販売するクレジットは同プロジェクトから創出する。開発初期段階にありコストが課題となるバイオマス由来のCCS(BECCS)は、CDRクレジットの販売とデンマークエネルギー庁からの支援が不可欠とした。
エクイノールは、2030年までにスコープ1、スコープ2での温室効果ガス排出量を2015年比で50%削減を目標として掲げている。同目標のうち90%は総量削減を行い、最大10%でCDRクレジット購入を通じて達成予定。
【参照ページ】Ørsted signs agreement with Equinor for carbon removal credits
【画像】Ørsted
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