
フィンランド石油化学大手ネステ、米ケミカルリサイクル技術Alterra Energy、仏エンジニアリングのテクニップ・エナジーズの3社は11月4日、ケミカルリサイクル工場建設のための標準化モジュール提供でグローバルで協働すると発表した。ケミカルリサイクルを世界的に普及させることで、プラスチックのサーキュラーエコノミー化を進める。
今回の発表では、Alterra Energyとネステがケミカルリサイクルの技術プロバイダーとして、テクニップ・エナジーズはプラントエンジニアリング企業として、同プロジェクトに参画する。
Alterra Energyは、独自の熱化学的液化技術を有し、異なる種類のプラスチックを原油レベルの液化原料にまで還元できる。ネステの精製技術と組み合わせることで、企業の様々な需要に応じた製品生産が可能となる。ネステは2021年1月、同社へマイナー出資している。ネステは米オハイオ州アクロンにあるAlterra Energyの量産工場で6,000t以上のプラスチック由来原料をリサイクルしており、ISCC PLUS認証も取得している。
【参考】【国際】ネステ、廃プラのケミカルリサイクルと廃食油のバイオディーゼルで生産能力強化(2021年10月27日)
Alterra Energyとテクニップ・エナジーズは、2022年にケミカルリサイクルでの協業を開始。今回Alterra Energyとネステがケミカルリサイクル技術をテクニップ・エナジーズにライセンス供与。テクニップ・エナジーズは、液化プラント・ソリューションの標準モデルを設計、エンジニアリングし、世界中の関係者に提供していく。これにより初期投資コストの削減、導入期間の短縮、プロジェクト経済性の高い予測可能性、全体的な資本コストの削減等を実現する。
【参照ページ】Neste, Alterra and Technip Energies collaborate to offer standardized solution to build chemical recycling plants
【画像】Neste
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