韓国環境部は11月25日、韓国・釜山で開催されていた国際プラスチック条約採択に向けた政府間交渉委員会第5回会合(INC-5)の場で、プラスチックのサーキュラーエコノミー化官民連携イニシアチブ「サーキュラーエコノミーのための持続可能なプラスチック・イニシアチブ(SPICE)」を発足したと発表した。
SPICEでは、プラスチックの生産から消費、リサイクルまでのライフサイクル全体での緊密な官民連携体制の構築を目指す。特に、再生素材の使用に関する国家目標の達成に向けた努力、再利用によるプラスチック削減のための行動の強化、R&Dプロジェクトの発掘、インフラの構築と技術支援の提供、国際社会との協力ルートの確立等が協力分野として挙げられている。
加盟団体は、コカ・コーラ、TKケミカル、ロッテケミカル、SKケミカル、LG化学、アモーレパシフィック、CJ第一製糖、アロマティカ、イットグリーン、DaWa、オリーブヤング、スーパービン、ユイル工業、三養包装等、141社。また、韓国化学工業協会(KOCIC)、韓国プラスチック工業協同組合、韓国包装リサイクル協同組合、韓国資源循環サービス・エージェンシー(KORA)の韓国業界団体や、世界経済フォーラム(WEF)、エレン・マッカーサー財団、日本の循環経済パートナーシップ(J4CE)もサポートする。
【参照ページ】Amorepacific Joins Sustainable Plastic Initiative for Circular Economy (SPICE)
【画像】Amorepacific
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら