
アサヒグループホールディングス傘下のアサヒ飲料と、京王電鉄、アゲオの3社は12月18日、自動販売機の庫内に二酸化炭素を吸収する特殊材を搭載した「CO2を食べる自販機」で回収した二酸化炭素を原料とし、コンクリート製ケーブルトラフを開発したと発表した。ケーブルトラフは、鉄道路線内の電気配線用ケーブルを保護する管。
京王電鉄では、京王電鉄新宿駅および府中駅に「CO2を食べる自販機」を設置しており、同自販機での回収分を含む二酸化炭素を活用し、アゲオがコンクリート製ケーブルトラフを製造。炭素吸収材をケーブルトラフに活用するのは、国内初。
事前検証では、コンクリート製ケーブルトラフの原料の一部に二酸化炭素吸収材を配合することで、コンクリート体積1m3あたり温室効果ガスを約28kg削減できることが明らかとなっている。同コンクリートの適用性を検証するため、12月18日から京王電鉄の浜田山駅から高井戸駅間の約165m分のケーブルトラフへ導入する。
アサヒ飲料では、回収炭素を通じたカーボンネガティブ製品の製造等で協働を積極的に進めている。3月にはコンクリート、5月にはアスファルト舗装材料、7月にはサンゴ移植の実証、12月4日には内装用タイルの製造に着手してきた。
【参考】【日本】アサヒ飲料と日本エムテクス、回収CO2で内装用タイル共同製造。特許出願中(2024年12月16日)
【参考】【日本】アサヒ飲料と伊良部島環境協会、CO2吸収材活用でのサンゴ移植実証開始(2024年7月6日)
【参考】【日本】アサヒ飲料、回収CO2でアスファルト実証生産へ。前田道路と協働(2024年5月30日)
【参考】【日本】アサヒ飲料と西松建設、自動販売機回収CO2活用。コンクリート生産でCCU(2024年3月8日)
【参照ページ】京王電鉄・アゲオとCO2吸収材を活用したケーブルトラフ開発
【参照ページ】国内の鉄道会社初!アサヒ飲料「CO₂を食べる自販機」で回収したCO₂吸収材を配合したケーブルトラフを導入しました
【画像】京王電鉄
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