Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
【2026年2月末まで】有料記事体験キャンペーンを実施中!詳細はこちら。

【アメリカ】財務省、クリーンエネルギー減税最終ルール発表。1kWh当たり0.3¢から1.8¢

 米財務省と内国歳入庁(IRS)は1月7日、インフレ抑制法(IRA)及びインフラ投資雇用法に基づき、税制コードの第45条Yおよび第48条Eによる再生可能エネルギー発電と原子力発電に対する減税措置の最終ルールを発表した。

 減税が受けられるのは、適格性を持つ再生可能エネルギー発電及び原子力発電を2024年12月31日移以降に稼働開始させた所有者、あるいは一定の状況下で運営者。減税額は当該電力の発電量1kWh当たり0.3セント。但し、最大設備容量が1MW未満の小規模施設で、一般的な賃金及び登録実習生要件を満たす施設には、1kWh当たり1.5セントが適用され、同レートはインフレに応じて調整される。

 減税対象となるのは、風力発電、太陽光発電、水力発電、地熱発電、海洋エネルギー発電、特定の廃棄物発電、原子力発電。グリーン水素やピンク水素の生産用に発電するものも対象となる。財務省は、対象となる技術の詳細を示す年次スケジュールを今後公表する。化石燃料やバイオマスの燃焼やガス化に関しては、ライフサイクルアセスメント(LCA)要件を適用し、土地利用や土地利用変化の排出量を含めて、適格性を判断する指針を定めた。

 さらに、公正な移行を実現するためエネルギー関連コミュニティでの新規発電や、国内産品の使用に関する一定の基準を満たす場合には、ボーナス減税が受けられる。ボーナス減税額は、鋼鉄、鉄、製造製品に関する一定の国内生産要件を満たす施設については10%の減税額増額、エネルギー関連コミュニティに所在する場合も別途10%の増額となる。

 同減税は、2032年、もしくは米国の電力による温室効果ガス排出量が2022年比で25%以下となった時点のいずれか遅い時点まで継続。それ以降は段階的に減税額が減っていく。同省は、今回のクリーンエネルギー減税により、2030年までに米国の家庭電気代を最大380億米ドル(約6兆円)節約できるとみている。

 さらに財務省と内国歳入庁(IRS)は1月8日、米国内の低所得地域及び先住民居留地を対象としたクリーンエネルギー投資上乗せ減税プログラムの最終ルールも発表している。同プログラムにはすでに、48州、コロンビア特別区、4つの準州から54,000件以上の申請があり、低所得者層や先住民の地区に35億米ドルの投資が実現。年間2億7,000万米ドルのエネルギーコスト削減が見込まれている。

 今回発表された最終ルールでは、太陽光発電と風力発電の他に、水力発電や地熱発電も対象となった。上乗せ減税の額は、通常受けられる30%の48E投資税額控除に、10%または20%を上乗せするというもの。現行の賃金及び登録実習生の要件を満たすことが必須となる。上乗せ減税の期間は2032年まで。年間1.8GWが上限となる。

【参照ページ】U.S. Department of the Treasury Releases Final Rules for Technology-Neutral Clean Electricity Credits 【参照ページ】U.S. Department of the Treasury Releases Final Rules to Expand Clean Energy Investments and Lower Costs in Low-Income Communities

今なら無料会員にご登録いただくだけで、
有料記事の「閲覧チケット」を毎月1枚プレゼント。
登録後、すぐにご希望の有料記事の閲覧が可能です。

※ 閲覧チケットは翌月への繰り越しはできません。

無料登録してチケットを受け取る

有料記事体験キャンペーンの詳細はこちら

または

有料会員プランで
企業内の情報収集を効率化

  • 2000本近い最新有料記事が読み放題
  • 有料会員継続率98%の高い満足度
  • 有料会員の役職者比率46%
有料会員プランに登録する
author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。