
プライメタルズテクノロジーズは4月8日、リオ・ティント及びフェストアルピーネと共同で、水素還元製鉄プロセスの実証プラントの建設・運営に関する協力協定の締結を発表した。
プライメタルズテクノロジーズは、2000年に三菱重工業と日立製作所の製鉄機会事業を統合し発足。2013年にはIHI傘下IHIメタルテックの圧延機事業、2015年にはシーメンスの製鉄プラント事業も統合している。
今回実証するプラントでは、同社が保有する微粉の鉄鉱石をペレット化なしで直接還元する技術「HYFOR」を用いて直接還元鉄(DRI)を生産。DRIの溶解と最終還元を行う電気溶解炉「Smelter」を再生可能エネルギーで稼働させることで、製鉄のカーボンニュートラル化に向けた実証実験を行う。
(出所)三菱商事
実証プラントは、フェストアルピーネのオーストリア・リンツ工場内に建設し、2027年半ばに稼働開始予定。水素還元製鉄プロセスと製鉄プラントを連結させる試みは世界初。溶銑の生産能力は毎時3t。EUとオーストリア政府からの支援も受ける。フェストアルピーネは、鉄鋼生産のカーボンニュートラル化を目指す「グリーンテック・スチール・プログラム」を展開。2029年までに温室効果ガスを2019年比で最大30%削減することを目指している。
リオ・ティントは、同プロジェクトで使用する鉄鉱石の70%を供給。鉄鉱石の品質と処理に関する専門知識を活かした技術的なサポート、商業化に向けた支援も実施予定。
三菱商事も、製造された溶鉄、銑鉄、HBI(ホットブリケットアイアン)の供給推進の戦略的パートナーとして参画する。
【参照ページ】プライメタルズ テクノロジーズがフェストアルピーネおよびリオ ティントと共同で水素ベース製銑プラントを導入 - 戦略的パートナーとして三菱商事も参画
【参照ページ】Primetals Technologies with Strategic Partner Mitsubishi Corporation, voestalpine, and Rio Tinto to Implement Hydrogen-Based Ironmaking Plant
【参照ページ】水素による新しい製鉄技術の実証プロジェクトへの参画について
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